"J. Edgar" ポスターUS版 別バージョン
こっちの方が好きだけど、日本版はまた余計に改変されるんだろうか…。

こっちの方が好きだけど、日本版はまた余計に改変されるんだろうか…。

今のところ、黒地に白のロゴだけのデザインがオフィシャルの初版。
ネットの画像検索でよく見るのは、『インセプション』のシーンと思われる画像をコラージュした、フェイク・ポスターですな。
↓はワーナーのカナダ支社サイトにあったのでフェイクではないでしょうが、インターナショナル版なのかは不明です。

あと、ワーナーの日本支社のサイトの近日公開予定作品ページにもアップされ、
邦題は、まんま『J・エドガー』。
「『フーバー』かな?」なんて思ってたけど、やっぱりワーナーだな…。
アメリカの男性誌「GQマガジン」10月号の表紙はレオ様、そしてエンターテインメントの特集記事では、"J. Edgar"公開を控えた、レオ様とイーストウッドのダブル・インタビューが掲載されています。
一方、同誌のウェブ版エンターテインメント・ページでは、"The Leo Tapes" と題してレオ様のみ登場。
ここではファッションのポートレート画像がメインで、紙版からの一部抜粋であろう文章がちょっと添えられてる程度。
まあ全文は“買って読め!”ということなのでしょうが、『インビクタス』公開時におけるイーストウッドのインタビューなんかはほぼ全文載ってたのにね。もう雑誌が売れない時代だからしょうがないか…。
そんでもって、その中に映画情報サイトのゴシップニュース等で取り上げられている、ゲイの結婚問題についてのコメントを含めたインタビューの文章がほんのちょっとあって、イーストウッドも参加してます。
この特集記事はたぶん、来年の映画公開時期に併せて日本版にも全文が翻訳掲載されるでしょうが、とりあえず紹介。
いつものように自己流の拙訳なので悪しからず。
特に最後の方の“ビック・ビジネス”がどうたらの件は、ちょっとピンと来なかったのでお許しを…。
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("The Leo Tapes" 構成・文章:Mark Harris)
GQマガジン:
[イーストウッドへ]
あなたは自身を社会的自由主義者と称してきましたね。それはどういう意味でしょうか?
イーストウッド:
21歳でデビューした頃はアイゼンハワーの共和党支持者だったよ。なぜなら彼は朝鮮戦争を休戦させることを公約としていたからね。
長年にわたってそこには私の好む共和党の哲学があると思っていたが、やがて彼らはそれを失ってしまったんだ。
そして自由主義者にはもっとそれがあった。
人に干渉しないことにもうちょっと時間を割こうぜ、ていうのが私の信念だからね。
ゲイの結婚に大騒ぎしてる人々がいるって?誰と結婚したいかなんてクソ知ったこっちゃないよ!なぜ駄目なんだ?!
別に大騒ぎするようなもんじゃない事で大騒ぎしているんだよな。
レオナルド・ディカプリオ:
こういったことを争点にしている人々を見ているのは、一番腹立たしいよね。その一方で地球温暖化が進んでいたり…、
イーストウッド:その通り!
ディカプリオ:
あと、我が国の経済の先行きについての非常に怖くて危うい状況や、世界の他の地域との関係などあるだろ。
どうして今、我々はこんなことに目を向けているのかなぁ?
イーストウッド:
その手の奴らは"神聖さ" というものについて、くだらないたわ言を延々と話し続けるんだ。神聖さのことなどどうでもいいよ。
誰にでも自分が望む生活を持てる機会を与えてあげればいいんだ。
ディカプリオ:
それは大きな"diversion"(※)だね。
政治家ってのは、人々がどれほどのビック・ビジネス(大儲けのできる仕事)かを考えないよう自分たちの側におく達人さ。
※ "diversion":人の注意を他へそらすもの、“転換”とか軍事的な牽制行動・陽動作戦という意味もありますが…?
イーストウッド:
ビック・ビジネスは大好きだ![2人とも笑う]
もし誰でも雇って必要なことをすべてやり、脇道にそれてしまったときには何でも対処するというなら、ビック・ビジネスは歓迎さ。
ディカプリオ:
でも人は時に不運にも脇道にそれてしまうことがあるよ。ほら、今僕たちも政治的な論議を始めちゃってるだろ!
(以上)

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全然関係ないけど…、
今までずっと私は、「GQマガジン」を「CQ」とカン違いし続けてました。
今回の作業でいろいろなページをチェックしてて、やっと気づいた…(汗)。
そういえば「ミリダラ」公開時は、「モ・クシュラ」(Mo Chúisle)をモシュクラとずっと誤って使ってたんだよなあ。
しかも、このブログでの文章に限らず、私生活の会話においても「CQマガジン」、モシュクラと平気で言ってたと思われ…。
ブログの過去エントリーにおけるこれらの表記は、今更訂正するのも面倒なんでそのままにしておきますが、誰かが何かの検索によって当文がヒットしたら、恥ずかしい…。
どうもご無沙汰しておりました…。
春に撮影は終えていたのに、ポストプロダクション作業が長くて情報が乏しかった、
"J. Edgar" の予告編がついに解禁。
米の公式サイトもオープンしました。
http://jedgarmovie.warnerbros.com/
震災の影響で上映中止決定後、即閉鎖となっていた『ヒアアフター』の日本公式サイトも、ソフト発売に伴っていつのまにか復活しておりますな。
※ ネタばれあります ※
鑑賞後いつものようにネット上の感想を拾っていたら、ブログや2ちゃんでこんな意見をけっこう多くみかけました。
それぞれ書いてる文章は微妙に違うのですが、要約するとこんな感じかな:↓。
中盤に主人公たちが現像された8ミリフィルムにエイリアンが写っていることに驚くが、映画の観客は既にエイリアンが暴れその正体を知っており、われわれ観客と登場人物の衝撃に温度差(時差?)があるため、そこにサスペンスが生じない。
つまり、もっと映画の早い段階で主人公たちは8ミリフィルムを早く観る筋立てにするべきであった…ということです。
う~ん、こうした考えや発想が出てくるのか、私にはど~もわからん…。
観客には予告編の映像でや事前情報でそれがエイリアンであるとバレバレだとしても、劇中の登場人物はそんなことは一切想像だにしてないんですから(笑)。
サスペンスが生じる時差うんぬんについても、観客が謎の正体を先に知っているから登場人物がやっと状況を理解した時点のリアクションを興味深く眺めることが出来るんじゃないのかな。
ヒッチコック先生も「観客にはなるべく事実を知らせておくほうがサスペンスを高めるのだよ」と言っておられるしね。
その極端な例が“志村”、後ろ後ろ~!”じゃないかと思います(笑)。
ただ私が思うに、たぶんコレね、ストーリーテリングの是非やサスペンスの手法論とは関係ないと思うんですよ。
劇中にもシーンとしてはあったのですが、8ミリフィルムはすぐ現像できないという当時の常識がピンと来ない人の意見じゃないかと。
私の子供の頃は、写真の現像なんか1週間くらいかかって普通だったし、8ミリの現像なんか2週間くらいかかったと思うなあ~。
主人公が写真店のおにいちゃんに「大至急!」って頼んだら「急いでも3日だ」って答えてましたけど、1979年頃のアメリカでは当時そのくらいの速さで仕上がり可能だったのかな。
あの店がラボに出してたのか自店で仕上げてたのかはわかりませんが、私はむしろ「早いじゃん!」と感心してました。
上記のような感想を書いてるのはたぶん20代の若い人たちでしょうかね。
今はビデオはもちろんデジカメも撮ったらその場ですぐ確認できる時代でしょ。
それが普通だと思ってる世代には、やっと物語の中盤に主人公たちがフィルムを観ることに非常に違和感を覚えるのかもしれませんね。そう考えるとそのような疑問や感想が生じてしまうのも仕方ないのかも…。
アナログ世代のジジイであれば、主人公たちがフィルムを観る時期はごく自然な流れと感じますからね、そういう指摘は思いつかない気がします。
このことはラストシーンにも言えるかもしれないです。
主人公が母親の写真が入ったペンダントを手放すことの意味について、よく理解していない人も多いですね。
私は、あのシーン、画像をクリックやボタン操作ひとつで簡単に無限にコピーできる時代に対するアンチテーゼのように思えました。